三協精機スケート部の記者会見より
Text&Photo by 米田昌浩(PRISM)
2002.4.18



4月18日(木)三協精機スケート部 共同記者会見

[今村監督による選手紹介より]

「〜次が大菅小百合です。ご存知の方も多いと思いますが、500メートルが得意な選手で、ジュニアの世界記録を500メートルで今でも持っています。昨シーズンは最初のワールドカップで続けて表彰台に上がりました。そして、オリンピックでは期待されましたが、残念ながら2本目のスタート直後にアクシデントがあり、手をついてしまい、そこで勝負あったかなと思い、大変悔しい思いをしましたが、今シーズンは先ほど話したチームの目標でもありますが、日本のエース、常に世界の上位で戦える選手をという意味では、一番近い選手だと思っております。なので、頑張っていきたいと思っておりますので、よろ しくお願いします」
「最後になりますが、その横が大菅淳子。新入部員になります。隣の小百合が淳子のお姉さんということで、姉妹になります。昨シーズンまでの成績は、インターハイ、世界ジュニア等で入賞しておりますが、彼女の良さというのはまだ小柄ではありますが、お姉さんに負けないくらいの身体能力、特に瞬発系の能力を磨けば、十分世界で戦えるという期待を込めて入部してもらいました」

[選手の自己紹介より]

大菅小百合「お忙しい中集まって頂きありがとうございます。今シーズンもオリンピックが終わった次の年なんですけども、オリンピックシーズンと同じくらい頑張って、目標を達成していこうと思いますので、よろしくお願いします」
大菅淳子「今年一年はとにかくがむしゃらに頑張って、日本のトップの選手になれるように頑張りますので、どうかよろしくお願いします」

[質疑応答から]

●大菅小百合さんに質問なのですが、次のオリンピックに向けての目標を話して欲しいのと、妹さんが入部したことについてお聞かせください。
大菅小百合「4年後のトリノに向けては、やっぱり今回のオリンピックで凄い悔しい思いをしたので、その悔しさを跳ね返すつもりで、メダルをしっかり狙っていきたいと思います。妹が入ってきたことに関しては、一緒に練習するのは初めてなんですけども、ちゃんとできるのかどうかは、今は不安でしょうがないです(笑)」

●大菅淳子さんにお聞きしたいのですが、三協精機を選んだ理由はなんですか?
大菅淳子「やっぱり姉がいるっていうことですね」

●今、自分に不足しているもの、課題となっていることと、これから新しく試してみたいことを教えてください。
大菅小百合「ずっと課題としてやってきた最初の100メートル通過をどれだけ速いタイムで走ってこれるかというのと、コーナーワークに重点をおいてやっていくのと、あとやっぱりスケートの道具ですかね…。それをいろいろ試してみたいです」
大菅淳子「技術はもちろんなんですけど、まだ身体ができてないというのがるんで、肉体的にも強くしていきたいと思ってます」

●名門と言われるチームがどんどん無くなっていく中で、三協精機というチームでやる意味など、何か感じる部分を教えてください。
大菅小百合「やっぱり結果を残していかなくてなはいけないと思いますので、頑張っている姿を認めてもらうというのもちろんですが、やっぱり結果を残さないと…ですね」

●大菅小百合さんに伺います。結果ということですが、世界でももちろんですが、国内での具体的な目標をお聞かせください。
大菅小百合「国内の大会では常にトップでありたいというのは頭にあるので、どんな大会でも意識してトップを狙っていきたいと思ってます」

●欲しいタイトルは?
大菅小百合「そうですね…、全日本スプリントで総合優勝のタイトルが欲しいですね」

●大菅小百合さん、ルメイドーンやガルベルトンに勝つには、今、何が必要ですかね?
大菅小百合「やっぱり今思っていることは、最初の100メートルを速いタイムで通過できれば勝負していけると思っているので、そこですかね」

●大菅淳子さんに質問ですが、社会人としのてスケート生活をするにあたって、目標とする選手や、理想とする姿というのがあれば教えてください。
大菅淳子「目標としている選手は、隣にいる姉なんですけど(笑)。その前は、島崎京子さんに憧れていたので…。でも、今は姉です



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